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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
 

「お花? 担当の僕が見ないとね。ん~。初めて見るね、ピンクのお花。蜜を舐めたらわかるかな。うわあべちゃべちゃだね」


 白ナツの隣に緑ナツが並び、共にあたしの股間に顔を近づけ、小さな手をあたしの秘部に伸ばしたんだ。そして、ごしごしと擦り落とすような刺激を加えてきた。

 もどかしい熱を帯びていたところに、突如与えられた鋭い刺激。

 びりびりと強い痺れが秘部から頭に向けて走った。


 なにこれ、なにこれ!!



「ひ、や……っ」


 あたしの太腿が強い刺激に耐えようと、ぶるりと震える。


「うわ、僕の手がとろとろ……。ん……どれどれ?」


 ぴちゃりと音がするのは――。


「駄目、汚いの、汚いの――っ」


 淫らな蜜でまぶされた、てかてかに光るその手を、ナツが舐めているからだ。まるで蜂蜜をなめているかのように、おいしそうにぺろぺろと。


「ん、んふぅ……止らないや、んぅ……」


 一心不乱に。


 無邪気なナツに行為の真実を告げずに、こんなことをさせているという罪悪感と背徳感。

 居たたまれない気持ちになりながらも、身体がかっと熱くなる。


 またじゅわりと湧き出るあたしの淫らな蜜。


 ぺちゃぺちゃという音が、あたしに錯覚させるんだ。

 あたしの秘部を直接舐められているかのように。


 あたしの秘部のひくつきが止らない。

 身体に走るぞくぞくとしたものが止らない。


 いまだ続くの胸の戯れが、さらにあたしの欲情を加速させる。



「ん……。甘くはない蜜だけれど、なんだかやみつきになる蜜だ。身体がぽかぽかしてくるんだよね。シロも舐めて見る?」

「うん!!」



 ぴちゃぴちゃ。


 水音が複数になる。


 ああ、もうやめて。

 おかしくなりそう。


 口走りそうだ。

 蜜の出所が疼いてたまらないから、なんとかして欲しいと。


 だけど言えない。

 幼気な子供達に、そんなことは。


 ひととしてのプライドが、あたしの理性という名の枷となる。

 この子達は愛玩ではない。あたしは、男に淫らな奉仕をさせている、お母様とは違うのだと思えばこそ。
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