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カヤグムタリョン
第5章 女将の名案
〈女将視点〉
胸の布を取ると、華奢な体に似つかわしくない豊かな白い胸と小豆のように小さなその先端があらわになった。
色も形も申し分なし。
かつて、女官時代に女同士で身体の渇きを満たし合う者たちはいたが自分は違うという驕りがどこかにあった。
しかし、今はわかるような気がする。
ミョヒャンは生まれつきの「女」なのだ。
体を撫で回すと、絹のような手触りが心地良い。
キーセンとして売り出した暁には、この体に夢中になる客が後を絶たないだろう。