この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キズアト
第9章 不満
脇山のその言葉に、何故か常務の去り際のニヤケ顔がフラッシュバックした。
なんだろう、この嫌な感じは?
女子社員にも人気がある、あの苦み走った常務の顔が一瞬でも下品なエロ爺に見えたのは寝不足のせいだろうか。
落ち着かない気分を引き摺ったまま業務をしているところに、見覚えのない女子社員がやって来た。
「あのぅ、巴先輩がまだ出社していないんですけど木瀬さん何か聞いてませんか?」
「いや、知らないけど…夜中にベロンベロンに酔っぱらって帰ってきたから二日酔いなんじゃないか?」
『酔っぱらって』の一言で、女子社員が青ざめる。
なんだろう、この嫌な感じは?
女子社員にも人気がある、あの苦み走った常務の顔が一瞬でも下品なエロ爺に見えたのは寝不足のせいだろうか。
落ち着かない気分を引き摺ったまま業務をしているところに、見覚えのない女子社員がやって来た。
「あのぅ、巴先輩がまだ出社していないんですけど木瀬さん何か聞いてませんか?」
「いや、知らないけど…夜中にベロンベロンに酔っぱらって帰ってきたから二日酔いなんじゃないか?」
『酔っぱらって』の一言で、女子社員が青ざめる。