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第13章 13限目

「北見、きのうどうしたんだ？
なんの連絡もなしで…。」

翌日。わたしはいつものように登校した。
担任がわたしの席まで来る。

「ごめんなさい。体調悪くて…。」

「そうか、今度からちゃんと学校に連絡入れるようにな。」

はい。と返事すると担任は教室から出ていく。

(はは…。こんなことなら
圭と付き合ってればよかったのかな
あー本当みじめ。
……先生クッキー食べたかな
食べるわけないよね。)

考えていると涙が出てくる。