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新課程-性教育-
第14章 14限目

今日の性教育の授業の時に
呼び出さなくても
北見はここに来ていた。

俺に感謝の気持ちを伝えるために。

俺は指導室の奥の部屋で
北見と"復習"をしてから
ただの生徒として見れなくなっていた。

北見も俺のこと
男として見てるんだろうなって
確信していたのに違っていた。

北見は
教師としての俺、
男性としての俺、

どちらにも憧れをもって
俺と接してくれていた。

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