この作品は18歳未満閲覧禁止です
新課程-性教育-
第22章 最後の授業
朝会が終わった後
愛がわたしを抱きしめてくれた。
愛もわたしも何も言わなかった。
わたしをずっと応援してくれてた愛。
(いつか
先生と両思いだったってこと話そう…。)
わたしは数学の授業も上の空で
ただ先生を見つめていた。
授業が終わってから先生の元へ集まる女子数名。
先生は教えるのが上手いから
生徒からも人気だった。
恋が叶ったあと…行ってしまうのは悲しいけれど
わたしだけに直接別れを告げてくれたんだと思うと少しだけ嬉しかった。