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第29章 再会 2

「あ……。」

お風呂から上がったわたしは
脱衣場で間抜けな声を漏らす。

慌てていたから下着やバジャマはキャリーバックの中…。

先生にキャリーバックの中を見られるのも恥ずかしい。

かといってこれで出ていくのも…。

いやらしいくらい短いバスタオルを広げる。

体に巻くとギリギリお尻が見えるくらい。
見えないんじゃなくて見える方ね…。

悩んだ末
わたしは意を決して
バスタオル姿でリビングへ向かった。