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第30章 再会 3

翌朝、目が覚めると寝室にはわたし一人。

先生は学校に行ったみたいだった。
リビングへ足を運ぶと
テーブルには朝ごはん。

目玉焼きにベーコンにトースト。

椅子に腰をかけると
小さな紙が目に止まる。

"学校行ってくるね。
夕方には帰ってくるよ。"

数学の授業の黒板と同じ文字。
自然とにやけてしまう。

(今日も専業主婦になったつもりで家事頑張ろ！)

ご飯をちゃっちゃと済ませて
わたしはスーパーへ向かった。