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甘いだけの嘘ならいらない
第8章 拒絶の先の融解
「っ、ふ…」
「物欲しそうに見つめちゃって、そんなにこれが欲しいの?やらしいね」
「……っ…」
英士くんは笑って、濡れきったあたしの秘唇に舌を這わせる。
撫でられる舌先の愛撫に熱った身体はさらに体温が上がり、秘唇からはとろとろと蜜が溢れ出てくる。
激しい疼きに襲われて、瞳に涙の膜が出来た。
「…っ、は…」
「あっ、あぁ…っ」
「……ん…」
「んっ、ン……」
あまりの快感にくわえていられなくなって、離した唇をもう一度押しあてたら、喉の奥まで貫かれたものはしっとりと汗ばんでいて、先走りで濡れていた。