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第2章 ✿戸惑いと、その先に✿

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自習室は飲食禁止なため、水分補給をするために凛は一度外に出た。

この時間だけが彼女が休む唯一の時だと言っても過言ではなかった。


水を飲んでいると遠くから凛のことを見つけ走ってくる女の子が視界に入った。

「凛ちゃんっ！」

大きな声で走ってくるその子に少し苦笑しながらでも凛は嬉しそうに彼女を待った。