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貴方に出逢えて。
第6章 ✿明日は明日の風が吹く✿
森生に何かしら処罰があるのではと心配した凛は、遠回しに事務の人に聞いてみた。
すると男子生徒側が問題にしないでほしいと頼んだらしく、森生が処罰されることはなかったらしい。
凛はあの日礼を言わなければいけなかったにもかかわらず、逃げ去ってしまった。
後から冷静に考えれば考えるほどなんであんな行動をとってしまったのかと、後悔ばかりしていた。
それは通常授業が始まってからも続き、とうとう森生の授業の日になってしまったのだ。
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