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第6章 ✿明日は明日の風が吹く✿

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凛は後期の授業後に森生に直接、夏に起こったことの御礼をきちんと言い、更にはそのあとのことも謝った。

頭を下げる凛に鷹揚な態度で応じ、いつもより心なしか優しい声色で労った。

そんな態度に凛はいつも以上に高揚した。