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貴方に出逢えて。
第13章 〜〜幕間〜〜
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その男は夜更けの街を一人で歩いていた。
まだ寒さが残るこの季節、三月になると無性に彼女を思い出す。
今まで過去の生徒を思い出すことなんてなかったのに。
一瞬、星崎との賭けが頭をよぎったが直ぐに思い直した。
昼間に増して煌びやかになるこの街では自分から誘わなくとも、女が近寄ってくる。
彼は立ち止まって空を仰ぎみると、再び夜の街を歩き出した。
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