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唇に媚薬
第10章 狂う程、夢中
「お前の中の、もっと奥深く」
「………!」
「お前が泣いちまうほどの、1番イイ所まで」
「………っ」
「……突き上げたいんだけど?」
~~~!
……そ、その顔……ヤバ……っ
ニッと笑った葵の色気が凄まじくて、ゾクゾクと震える体。
「……あ、葵……」
あなたの容赦無い攻め台詞と、射るような瞳のせいで
既にもう半泣きです。
さっさと言えと、脅すかのように
下唇をベロリと舐められて、甘噛みされて
……腰の骨、粉砕。
「……れ、て」
掠れる声を絞り出して
右足を踏ん張って、葵の首に抱きつく。
「聞こえねぇ」
「……挿れ、て」
「ん?」
「~~挿れてくださ……っ」
言い終わらないうちに感じた、ぐぐっと強い圧迫感。
……さっきより、更に大きくなってる。