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第4章 俺の知らない妻

「彩夏、可愛いよ…

今度は、俺が可愛がってやるから…」




しばらく無音のトキが流れていき


また、微かに彩夏のアエギ声が聞こえてきた。




「…んっ…はぁ…あんっ……」


「綾香、何でこんなに濡らしてんの？

隆一のこと思い出して、こんなになってんの？」


「りゅう君…ちがう…ごめんなさい…」







綾香は、俺がこうして聞いてることなんて知りゃしない。



複雑で…でも、ゾクゾクっとした快感を覚えた。