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第14章 すけべ犬　中編

ゴン太を飼ってるかぎり･･･
うちに帰っても私に平穏は無い･･･

おちおちオナニーも出来ない･･･

私はゴン太を追い出すことを
画策します。

「私は仕事で帰ってこれない日もあるし･･･
ゴン太を散歩に連れて行けないし･･･
ゴン太をうちで飼うのは無理じゃないかな〜」
夕食の食卓で私は母と賢治に言いました。

「朝の散歩なら･･･賢治が幼稚園に行ってる間に
私が行ってるわよ」
母がそう言って笑います。

「夕方の散歩はお婆ちゃんと僕で行ってるよ」
賢治はそう言ってゴン太の頭を撫でます。

「そ･･･そうよね･･･」
私は反論できません。