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第15章 すけべ犬　後編

「申し訳ありませんが･･･
近くの交番で身体検査を
させていただけませんか？」
私は男性に言いました。

下着泥棒は盗んだショーツを
自分で着用することがあります。

だから･･･ズボンも下ろさせる必要があります。

「僕を下着泥棒だって
疑っているのかい？」
男性は言いました。

「その可能性があります」
私は男性に答えます。

「だったら･･･交番で白黒をつけてやる。
僕が無実だって分かったら
名誉毀損でお前を訴えてやるからな」
男性はそう言って私を睨みます。

「ご自由にどうぞ」

私には確信がありました。

この男は私のショーツを持っている･･･。