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第36章 日本撲滅教団　前編

暗い路地裏･･･
街灯の灯りもありません。

城島の姿を見失った？
私の心は焦ります。

でも･･･とりあえず･･･・
笹山くんと私は路地の奥へと進みます。

そのとき･･･目の前に･･･
急に城島が現れました。

棒のようなものを持っています。

伸縮自在の特殊警棒です。

城島はそれを私たちに振り回しています。

私たちの尾行はバレちゃっていたのです。

「城島ぁ〜おとなしくするんだ−！」
笹山くんが叫びます。

「うるさーい！」
城島は棒を振り回し続けます。

「痛いッ！」
棒が私の左腕に当たり･･･
激痛が走ります。

私が倒れたスキに･･･
城島は逃げ去りました。