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誘惑のサンタクロース
第4章 その後☆




「う、うまくいったらね!」



目の前の星弥くんがすごく楽しそうに笑う。




なにがそんなに楽しいのか。




すると星弥くんは白い小さな箱を持ってきた。




「これ家に帰ってパパとママに渡して。
 その時にパパとママに紅里の気持ちを伝えるんだよ?」



そう言いながら、頭をやさしく撫でてキスをくれる。



「そしたら、ここ来てもいい?」

「いいよ、今日おれは休みだから
 ここで紅里のこと待ってるから」



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