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want to be ...
第19章 俺と杏奈の1か月 蒼汰SIDE







「気ぃ遣われてんじゃねぇの?それか居心地悪いか。
…あぁ、お前に抱かれたくないんじゃね」


「…、そうだったら立ち直れねぇんだけど…」


結構酷い言葉にがっくりと机に突っ伏すと、ふわりと甘ったるい香水の匂いが漂い顔をしかめる。


そして。


耳の近くで、女の媚びた声が聞こえた。


「あのぉ。隣座ってもいいですかぁ?」


ぶるり。


酷い悪寒がして顔を上げると、至近距離に女の顔があって、思わず…


ガンッ!


「キモイんだよ失せろ」


机に拳を叩き付け、小さくだけどかなり低い声で睨んで言ってしまった。


「ひぃっ!ごご、ごめんなさいっ」


だが効いたらしく、女は震えてどこか走っていった。


ため息を吐いて態勢を直すと、いつのまにいたのか、俺らの席の周りには女、女、…女。


写真を撮ろうとする女までいる為睨むと、震えられて再びため息。


…あー、ヤバい。


ウッザ…


寄るな、見るな、喋んな。


媚びたキモイ声出すんじゃねぇ、耳腐る。


くっさい匂い漂わすんじゃねぇ、公害極まりない…


「あのぉ、連絡先教えてほしいんですけどぉ」


結構ヤバい雰囲気を出してる大樹に、懲りないらしいバカ女が話しかけた。


あぁ…サヨナラサヨナラ。


終ーわり。


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