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want to be ...
第26章 Secret Story 大樹 × 杏奈
「違いますっ!
あたしは大樹さんの女じゃありません!」
「…何言ってんのお前」
「あなたには、
全然別の大切な女の子がいるでしょう!?」
あたしの剣幕に、きょとんとあたしを見下ろしてたけど、少しして納得したようににっこり笑った。
「あぁー…そういう事」
「?はい、そういう事ですっ」
分かってくれたのかな!?
「今日は他人プレイしたいんだ?」
…ん?
あ、あれ?他人?
「杏奈は俺を忘れてるって設定なんだ?
じゃあ体で思い出させねぇとな」
嬉々として言った大樹さんの言葉に目が点になり、思い切り首を振る。
「違っ…違います!逆でしょう!?」
あなたがあたしを忘れてるんでしょう!?
「…何で離れようとすんの、もっとこっち来い」
「きゃあっ」
ぎゅっと抱き寄せられて大樹さんがベッドに座り、あたしは膝の上に載せられる。
「やっ…離してください!」
「やーだね…何でだよ。絶対離さねぇぞ」
「あっ…」
揉まないで!貧相な胸を!
…って。
「大樹さん!
ほら、美咲さんはもっと胸大きかったでしょ!?
あたしはこんなちっさいんですよ!」