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want to be ...
第29章 素直な気持ち 雫SIDE
たぶん今までで一番感度が最高になってて、わけが分からないくらい強烈な快楽にひたすら溺れる。
ホテルだから、声も一切我慢しない。
「っいやあぁぁあ!っあぁ!そ…っあっあぁ!
そこだめぇっあぁぁん!」
何度も、何度も。
自分の喘ぎ声が聞こえなくなるくらいまで快楽に溺れ、それでも瑞季についていこうと必死で体にしがみつく。
初っ端から既に汗だくのあたし達。
瑞季の額から滴り落ちる汗があたしの頬に流れ、それに気を取られかけるけど。
「…ひぁぁあ!っあぁー!」
すぐに快楽に意識を奪われ、瑞季に激しく揺さぶられる。
そして。
「…っ、くっ…」
「はあっ、っ、あぁ、…っ」
この感覚にはいつまで経っても慣れない。
体の奥底から上ってくる、この狂わしい快楽。
気を失う事も許されないほどの快楽が、一気に襲い掛かってきた。
気持ちいい
ただ、それだけ。
更に、中を満たす熱い液体の感覚…
同時にイったあたし達。
脱力してあたしの体にもたれ掛かってきた瑞季の体を抱き締め、荒い息を吐いた。
あたしの首筋に顔を埋めて荒い息を吐いていた瑞季に下から掬い上げるようにして唇を塞がれ、絡められる舌に何とか応える。