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第13章 コットンキャンディー

空は完全に真っ暗です。

でも･･･街灯と屋台の光･･･

夏祭りは賑わってます。

「スミレちゃん･･･浴衣･･･
色っぽいね」
三宅さんの視線･･･私の胸元を見ています。

恥ずかしいです。

私はギュッと三宅さんの手を握ります。

三宅さんは私の手を引いて歩き･･･
参道を外れました。

「どこに行くんですか？」
私は三宅さんに尋ねます。

「いいところだよ」
そう言って三宅さんは微笑みます。