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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第8章 泡のようにはじけて
「若葉ってさ、本当に柊のことが好きなんだね」

「え?」

風呂上がり、ソファで拳の手当をしてくれながら苺香が言った。

俺は苺香が貸してくれた男性物のスウェット姿だ。
もしかしてしゅーちゃんも着たのかもしれないが、そこは深く考えないことにした。

苺香はピンク色の唇を少し突き出すようにしながら、真剣な表情で絆創膏を貼っている。

「だって、また柊に泣かされたんでしょ?」

その通りだった。
俺は否定せず、曖昧に笑ってみせた。
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