この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第10章 虹が笑う
夜が明けていく。
重たい雨雲が割れて、川の表面がキラキラと輝き始める。

しゅーちゃんは俺の姿を見るなり、走って逃げだした。

追いかける。
長距離のタイムはしゅーちゃんの方が速い。
どんどん距離が開いていく。

「しゅーちゃん!!」

何とかして追いつかなければ。
ここで捕まえられなかったら、きっともう、二度と話せない。

金色に光る空気の中、しゅーちゃんの背中は遠くなっていく。
俺は苺香の言葉を思い出した。

『柊に、ちゃんと好きっていいなよ』
『きっと、何かが変わるから』
/261ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ