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可愛いヒモ~番外編
第5章 風邪っぴきにはご用心!

「……してたんだ。どうに?」
「ふ、普通に」
「普通って? 女の子のやり方なんてわかんないもん。どこ触ったの? ……こことか?」

 再びゆーりの胸元を、一撫でする。
 反射的に後ろに下がろうとするけれど、後ろはドアだしそれは不可能だった。ゆーりの背が、ドアに当たる。

「こっちも?」

 下はタイツにスカートのゆーり。そっとまくりあげて、タイツ越しに秘部に触れた。もちろんこっちもなぞるだけだけど。

「……っ」

 小さく吐き出した息。頬が赤く染まって、欲情してきたのがわかる。
 ゆーりの唇がわずかに開いた。俺も唇を寄せたけど、唇が触れる一歩手前で止めた。
 俺に触れようと伸ばしてきた手を俺は逆に掴み返して、両手をドアへと張りつける。

「答えてくれないの?」
「な、なんでいきなりそんなこと……っ」
「全部ゆーりが俺に聞いてきたことだよ?」
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