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第4章 魔法に掛けられたように

冴子は頭の中で

小笠原の目的は、最初からこれだったのか…

と、理解しながらも

もう、身体が抵抗出来なくなっていた。



カーテンの向こうから、小笠原が顔を出し

静かに微笑み、冴子の耳元で囁いた。



「大分感じて来ましたね…もっと、感じたい？」



顔を熱くしながら、冴子は思わず頷いていた。




カチャカチャと、機械音が聴こえ

冷たいモノが、入って来た。



「キレイだ…まるで、まだバージンみたいだ…」