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藤の舞
第11章 公開
「いや、いい結果につながると思いますよ。」

「相当な自信家ですね。あなたも…」

「まぁ、経験ですかね。」


「おや、奥さんお目覚めのようですよ。」

奴隷がピクリと動く。

覚醒まもなくの奴隷をガバッと引き離すように上体を起こす。

あっ…

「さてさて寝床を提供したんですから、もうひと仕事してもらいますよ。」

ヒィッ…な、何を…

「さっきの逆ですよ。ワシが後ろで先生が前ですよ。」

ヒィィィッ…

客が起き上がりベッドの位置を変える。

鏡に足元が映るように置き、足を開いてベッドから落として仰向けに寝そべった。

「さあ、跨いで自分で入れるんですよ。後ろの孔に。」

えっ…

「さあさあ、ほらほら…」

客は奴隷の手を引き、誘導する。

「入れやすいように、鏡で見えるようにしてありますからね。」

客の、さも親切心といった言い草に笑いを堪える。

奴隷は拒絶という言葉を忘れてしまったのだろうか。

恥じらってはいるものの、ゆっくり台に上がり脚を開いて客に跨がったのだ。

「お上品に膝立ちしてたら、アナルには入りませんよ?」

客が奴隷の太ももを撫でれば、奴隷は足裏をついて座る。

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