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藤の舞
第11章 公開
「あなた…
あの、今日、その…」

「疲れてるんだ。週末にしないか?」

「あの…私が全部しますから…
あなたは横になっているだけでいいですから…」

「そこまでしなくても…」

「赤ちゃんが欲しいから、今日がいいの…」

主人は何も言わず、普段、私が消すベッドのヘッドライトを消した。

勝手にすれば…
ということだろうか…

そこまでして主人としたい訳ではなかったけど、
しないと先生は会ってくれない。

私は真っ暗な中でパジャマを脱ぎ、裸になって、布団に入り、主人のパジャマズボンを撫でた。

約束通り、主人は全く声をかけてくれないが、
拒否されないように、懸命にソコを撫でると、
意外にも早く反応し始めて、ムクムクと象を成していく。

体の一部を愛おしいと思うことなどなかったが、
コレに突き立てられる快感を覚えた私は、
予想しただけで蜜を滴らせていた。

しっかりと形成されたのを確認して、ズボンとパンツのウエストに手を掛けると、主人が少し腰を上げてくれたので、
一気に膝まで下ろす。

ブンっと
自由になったソレが天を仰ぐのを見て、また蜜が溢れる。

薄暗がりの中で私は一人興奮していた。
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