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藤の舞
第19章 結果待ちの期間
沢山の男に媚びるように抱きつき、淫らに狂う自分に、最初は驚いていたものの、次第に第三者的な視線で恨めしそうに見始める。
そして、そろそろと手が上がり、ギュッと自分を抱き締めた後、ぎこちなく乳房を弄り始めた。
奴隷が鏡の向こうの客のことをどう思っているかわからない。
今までの奴隷は、客が来るシステムに興味を持ったりしたのだが、
元々おとなしい性格からか、訊いてもこない。
既婚者の割合が少しだけ多いが、金や物など見返りを求めたりして結局離れていくことが多かった。
独身で恋愛と勘違いしている女を除けば、これほど長く此処に来続けたのは彼女が初めてだ。
そして妊娠を望んでいるからこそ、これからの壮大なプロジェクトがあるのだ。
しばらく、自分の手で体に触れるだけだった奴隷が、玩具に目をやり、それを手に取った。
そして、服を脱ぐべきか迷ったところで、鏡と客の存在を思いだし、
一瞬顔を赤らめたものの、
ペコリとお辞儀をして、
「明日以降も淫乱な私のお相手をお願いします。」
と挨拶して、前開きワンピースのボタンに手を掛けた。
そして、そろそろと手が上がり、ギュッと自分を抱き締めた後、ぎこちなく乳房を弄り始めた。
奴隷が鏡の向こうの客のことをどう思っているかわからない。
今までの奴隷は、客が来るシステムに興味を持ったりしたのだが、
元々おとなしい性格からか、訊いてもこない。
既婚者の割合が少しだけ多いが、金や物など見返りを求めたりして結局離れていくことが多かった。
独身で恋愛と勘違いしている女を除けば、これほど長く此処に来続けたのは彼女が初めてだ。
そして妊娠を望んでいるからこそ、これからの壮大なプロジェクトがあるのだ。
しばらく、自分の手で体に触れるだけだった奴隷が、玩具に目をやり、それを手に取った。
そして、服を脱ぐべきか迷ったところで、鏡と客の存在を思いだし、
一瞬顔を赤らめたものの、
ペコリとお辞儀をして、
「明日以降も淫乱な私のお相手をお願いします。」
と挨拶して、前開きワンピースのボタンに手を掛けた。