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藤の舞
第9章 獲物
でもこの物足りなさを満たしてくれるのは先生しかいない。

欲に負けてしまうのだ。


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カウンターは250になっていた。

『マン汁が垂れるまで填めてると、クスコってエロいもんだな。』

『いつの間にかオナッてるのが笑える。』

『フェラするだけでも濡れてましたね。』

他にも沢山の書き込みがあった。


予約も入れてないが獲物がまた来た。
もう、来ないという選択肢は完全になくなったようだ。

「おはようございます。治療の順番でご相談があるのですが、
消毒とホルモン活性化とどちらを先にしましょうか…」


私は昨日、電気治療のあとモヤモヤとしたままで、今朝も堪えられず早く来たのだ。

先生から提案があるとは思わなかった。

「消毒を先にお願いします。」

「わかりました。
では、そうしましょう。
それと、診療後、ゆっくりしていただいて大丈夫ですよ。
次の患者さんが終わるまで待っていただければ、治療の結果などお話しする時間を取れますからね。」

「わかりました。待つようにします。」

こうして治療が始まる。
症状からして、もう痒みはないと思うのだが…

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