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第1章 あなたの初めて

3月3日…あなたは、不安になる。と言った。

前日から、明日会おうって約束をしてた。
体調不良の続く私を気遣う時のあなたのメール。

無理はさせたくないからちゃんと言って。

優しさの中に、薄っすらと靄がかかるように残念さが伝わるの。
ううん。
あなたは一切、そんな素振りをメールの中には見せてない。私がそう感じるだけ…。

あなたの望みを叶えるのが私の宿命とさえ思う。
ねぇ？狂ってるでしょう？