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泣かない!
第2章 ChaosHero.1
*たくみ&たー君*
「たくみのヘルプ君(たー君)、リジャール頼んであげるから今夜私を抱きなさい」
50代の太客がたー君に迫った。彼女はたくみの指名客だが、今はたー君がヘルプとして相手をしていた。たー君としても先輩の席でリジャールを頼めば、その評価は高い。ヘルプの売り上げ貢献はベスト4を争うたくみには重要なのだが……。
「……めっちゃ抱きたいですよ。でも、主任の心のより所である紗枝子さんは抱けません。……ヘルプに抱かれたら紗枝子さんのグレードも傷つけますから。でも、もしも……俺が主任に並べたら……だから、待っててください」
たー君は紗枝子の誘いに乗らなかった。
枕はしない。自分の指名客でも悩むのに……。

-たくみ派閥会議-
「テメェ……ババァ(紗枝子)から聞いたぞ。リジャール断ったってな。もぅ締め日が近けぇ……わかってて断ったのか?」
たくみの鋭い怒号が室内の空気を振るわせた。
「で、でも枕はするなって……たくみさんが教えてくれたじゃないですか」
「頼ませた後に、断るのが男気なんだよ! バカ野朗ッ!!税金をたっぷり払う俺らがバブルで遊んだババァらの面倒をみることになんだぞ。ババアから財産を搾り取って、年金をもらわねぇうちに自殺してもらうって目的で営業許可が下りてんだぞ!!」
―-テメェらは確定申告してんのかよ?
そこへカオスが現れた。店内にはたくみの派閥が他3名残っていた。
「な、なんだオッサン!?」
「今から5000万ゼニを支払えば、爪を全部剥いで、歯を全部抜くだけで許してやる」
「……たまにいるんだよな。女が雇ったっていうボディガードみてぇなのがよ。おい、ケツ持ちに電話して即行ここに呼べ!」
「はい」
たくみの部下がすぐにヤクザに電話すると。
『私が殺す……このイケメンたち』
カオスは背中に背負った剣を床に思いっきり突き立てた。
「ナイトメア……思う存分やれ」
すると大きな剣から空間に歪み生じると、剣が女に変わった。湾曲した太い角が生え、蝙蝠のような黒い羽がなびく。グラビアアイドルのような豊満な肉付きを強調するようレオタード姿である。
「あ、悪魔!?」
ホストたちが身構えると、
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