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Love Emotion
第2章 朝活
*
やたら爽やかなメロディで携帯電話の目覚ましアラームが鳴り響く。
時刻は早朝四時三十分。
「………あー…、もう時間かぁ」
布団から出て、風呂場に向かう。
服を脱いで浴室に入り、目を覚ますためにシャワーを浴びた。
(お風呂出たら、水分だけ摂って…、六時より少し前に家を出れば間に合うな)
浴室を出た私は、体を拭きながら、ぼうっとする頭を何とか回して、この後の予定を組み立てていた。
今日は朝から用事がある。仕事を急いで終わらせていたのも、早く睡眠を取って余裕を持って支度がしたいという理由からだった。