この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love Emotion
第11章 理由
確かにお母さんは私を守らなかったけど、同時に攻撃もしなかった。
それだけは、確かだ。
だから、目の前で泣きそうなお母さんを簡単に切ることが出来ない。
「……ごめんなさい…」
お母さんがか細い声で謝っている。
小さな子が萎縮しているようなその姿に、なんだか許すも許さないもないような気がしてきた。


「……………もういいよ」


気付けばそう言っていた。
その言葉に顔を上げたお母さんの目は、真っ赤だった。
「もう、いいよ」
私がもう一度言うと、お母さんの目からボロボロと大粒の雫が零れ落ちた。
「…っごめ…なさ…!ご、め……っ」
お母さんは、ただただ謝りながら泣き続けた。
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ