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Love Emotion
第4章 インシデント
目の前がフッと暗くなり、顔を上げると、森山君がほっとしたような表情で微笑んでいた。両手には白いレジ袋が提げられている。
「森山君…?」
「ちょうど良かった。腹減りすぎてコンビニ飯買いまくっちゃったんだ。良ければ一緒に食べてくれないかな、なんて」
森山君は提げていた白いレジ袋をガサリと音を立てて私に見せた。
タイミング良く、私のお腹がぐぅっと音を鳴らした。
そういえば朝から何も食べていない。
落ち込んでいるくせに、体は食欲旺盛だ。
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