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Love Emotion
第5章 命の終わり
時刻は一時四十分。
ナースコールも鳴らず、仁木さんの状態が急激に悪くなることもなく、静かだ。
比較的余裕のあるこの時間に、担当患者様全員の内服薬準備と点滴の準備を行う。
まずは内服薬。
「宮脇ヒロシさん、ベイスンが朝食直前に一錠内服…、酸化マグネシウムが朝食後に一錠内服…」
ぶつぶつと声を出しながら、処方チェックリストに書かれた内容を指でなぞって確認していく。
担当する全ての患者様の内服薬を準備した後は、点滴の準備だ。こちらも名前や薬剤名、量、時間、与薬ルートの確認をして用意をする。
ナースコールも鳴らず、仁木さんの状態が急激に悪くなることもなく、静かだ。
比較的余裕のあるこの時間に、担当患者様全員の内服薬準備と点滴の準備を行う。
まずは内服薬。
「宮脇ヒロシさん、ベイスンが朝食直前に一錠内服…、酸化マグネシウムが朝食後に一錠内服…」
ぶつぶつと声を出しながら、処方チェックリストに書かれた内容を指でなぞって確認していく。
担当する全ての患者様の内服薬を準備した後は、点滴の準備だ。こちらも名前や薬剤名、量、時間、与薬ルートの確認をして用意をする。