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先生、早く縛って
第2章 愛奴のデート?

今日も私はお風呂場で、少しだけリンスを付けた指先をお尻に伸ばす。

ツプン……指一本ならあっという間に入るようになった。
でも、先生の宿題は二本……一応は二本でも入るけど、まだ快感を感じるには程遠い。

あの日は抱いてくれなかった先生。
私だけ指と舌で一方的にイカせてもらって……私は先生のアソコすら見ていない。

べ、別にアソコが見たいって訳じゃないよ?!
ううん……正直見たい、けど……

それは好きだからだもん。

好きな人が、自分に対して少しでもいいから興奮してくれてるのかなって……やっぱり気になるでしょ?
ましてや私は彼女じゃないんだし、ちっとも安心できない……

〝愛奴〟

あの日その言葉の意味がよく分からなかった私は、家に帰ってから早速調べてみたけど……さっぱり分からなくて、途方に暮れてしまった。

どうやらSM用語らしく普通の辞書には載っていなくて、ネットで検索したり、お兄ちゃんの雑誌を隅々まで読んで……やっと少しだけ理解した。

だけどその答えは、〝愛奴〟の意味は人それぞれで、はっきりとした答えは無いということだった。

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