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先生、早く縛って
第18章 繋がるカラダ
〝愛奴の分際で……〟
〝どうして愛奴なの……〟
そうやっていっぱい悩んできたけど、〝愛奴だから〟感じることができた幸せなのかもしれない。
だって、今までにないくらい先生の気持ちを近くに感じられて……
本当に、本当に幸せ。
ずっとこの手を離したくないな……
あの花火の夜に結ばれた時……そう思っていたのに。
2人は確かに同じ気持ちだったのに。
ねぇ、先生?
神様っていないのかな。
ううん。先生のお仕事を聖職というのなら。
神様は本当に存在していて、だから私たちに罰を下したのかな。
だから一緒にいられなくなっちゃったのかな……
ねぇ、先生……教えて?