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第1章 憧れの玲子先生

音楽の授業で歌のテストがあったんだけど、その日僕はカゼで声が出なくて全然歌えなかったんだ。

そしたら玲子先生が
「じゃあ、渡部君は日を改めてテストをしましょう」だって。

まぁ、なんと優しい玲子先生！
あ、渡部って僕のことね。

「１週間後で大丈夫よね？来週水曜日の放課後に音楽室に来てくださいね」

来てくださいねって玲子先生、可愛いなぁ。
はい。もちろん行きますとも！