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Love adventure
第27章 祈りと畏れと

「あっ……」
「――薔薇にだけじゃなくて……俺にも、頂戴?……干からびちゃうよ」
「――っ」
「ほなみの全部を欲しい……」
彼は、ほなみの胸元のボタンに手をかけると、片手で器用に全部外してしまった。
しなやかな指が素早い動きでブラウスをはだけさせ、手に持った薔薇の花でほなみの首筋をつつ……となぞった。
「きゃっ……」
くすぐったさに声を上げると、楽しそうに更に首筋から胸元にかけて花で触れた。
「……くすぐったい……ふふ」
花が太股付近をなぞり始めると、こそばゆさは悩ましい感覚に変わる。身体を震わせて頬を染めるほなみを、西本はいとおしげに見つめる。
「……可愛いよ」
片手で愛おしむように彼女の髪を撫で、薔薇の花びらで敏感な処をなぶるように刺激する。
もっと強く愛撫して欲しいーーほなみは思わず西本の瞳を見上げ、そんな事を叫びたくなってしまう。
彼は、ほなみの手に口づけて、低く魅惑的に囁いた。
「凄く、艶っぽい目をするんだね……」
そう言う彼の瞳も、引き込まれてしまうような色気が棲んでいる。
ほなみの身体の中心がズクンと甘く疼き、優しい触れかたではもう我慢出来そうにない。
ほなみは、彼にしがみつき頬に口付けた。
「――薔薇にだけじゃなくて……俺にも、頂戴?……干からびちゃうよ」
「――っ」
「ほなみの全部を欲しい……」
彼は、ほなみの胸元のボタンに手をかけると、片手で器用に全部外してしまった。
しなやかな指が素早い動きでブラウスをはだけさせ、手に持った薔薇の花でほなみの首筋をつつ……となぞった。
「きゃっ……」
くすぐったさに声を上げると、楽しそうに更に首筋から胸元にかけて花で触れた。
「……くすぐったい……ふふ」
花が太股付近をなぞり始めると、こそばゆさは悩ましい感覚に変わる。身体を震わせて頬を染めるほなみを、西本はいとおしげに見つめる。
「……可愛いよ」
片手で愛おしむように彼女の髪を撫で、薔薇の花びらで敏感な処をなぶるように刺激する。
もっと強く愛撫して欲しいーーほなみは思わず西本の瞳を見上げ、そんな事を叫びたくなってしまう。
彼は、ほなみの手に口づけて、低く魅惑的に囁いた。
「凄く、艶っぽい目をするんだね……」
そう言う彼の瞳も、引き込まれてしまうような色気が棲んでいる。
ほなみの身体の中心がズクンと甘く疼き、優しい触れかたではもう我慢出来そうにない。
ほなみは、彼にしがみつき頬に口付けた。

