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Love adventure
第41章 Love meeting ①

「『スプリングチェリーフラペチーノ』のトールサイズ七つ!それと
『クレイジーチキンサンド』七つ!テイクアウトで!」
BEATSライブの翌日、あぐりと野村は、西本のマンションから徒歩五分の大人気のコーヒーショップ
『MOONBUCKS COFFEE 』でランチの買い出しをしている。
沢山のサラリーマンやOL、主婦でごった返していて、店内には香ばしい珈琲の香りが漂っていた。
待つ間、あぐりはスマホの画面を熱心に触っていたが、野村が不意に覗き込むと頬を染めて顔を逸らした。
「昨日ライブ行かなかったんですね」
「うん。た、体調悪くてね」
「ひょっとして……この間俺が激しくしすぎたせい?」
野村は耳元でコソッと囁く。
「なっ……違うわよ!」
野村は変装のつもりで帽子を被りサングラスをして居るが、かえってそれが余計に一般人とは違うオーラを醸し出していて目立ってしまう。
あぐりも元々が派手な顔立ちだが、同じくサングラスをしているので芸能人に見えなくもない。
BEATSライブで『復活』をした西本祐樹だったが、当日は撮影のカメラやら取材陣やらも会場入りしていた為、一晩明けたら全国版のスポーツ新聞の芸能欄にぶち抜きで
『クレッシェンド西本祐樹 BEATSライブで華麗に蘇る』という見出しで記事にされていた。
『クレイジーチキンサンド』七つ!テイクアウトで!」
BEATSライブの翌日、あぐりと野村は、西本のマンションから徒歩五分の大人気のコーヒーショップ
『MOONBUCKS COFFEE 』でランチの買い出しをしている。
沢山のサラリーマンやOL、主婦でごった返していて、店内には香ばしい珈琲の香りが漂っていた。
待つ間、あぐりはスマホの画面を熱心に触っていたが、野村が不意に覗き込むと頬を染めて顔を逸らした。
「昨日ライブ行かなかったんですね」
「うん。た、体調悪くてね」
「ひょっとして……この間俺が激しくしすぎたせい?」
野村は耳元でコソッと囁く。
「なっ……違うわよ!」
野村は変装のつもりで帽子を被りサングラスをして居るが、かえってそれが余計に一般人とは違うオーラを醸し出していて目立ってしまう。
あぐりも元々が派手な顔立ちだが、同じくサングラスをしているので芸能人に見えなくもない。
BEATSライブで『復活』をした西本祐樹だったが、当日は撮影のカメラやら取材陣やらも会場入りしていた為、一晩明けたら全国版のスポーツ新聞の芸能欄にぶち抜きで
『クレッシェンド西本祐樹 BEATSライブで華麗に蘇る』という見出しで記事にされていた。

