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い.ん.り.ょ.く.
第9章 9羽
夜明け前
大樹の前には
雪さんが 鎮座していた
お香を 焚いて 捻術を 唱える
唱え 終ると 男性達の 演奏が 始まる
厳かに
その 演奏に 併せ 紅羽さんが 舞う
それに 併せ 雪さんが 捻術を 唱える
なんとも 言い難い 厳粛且つ 幻想的な 空間
しばらくすると 大樹から 燭が 漏れ出す
それに伴い 雪さんの 躰が 紅く 輝き出す
共鳴する様に 優羽の躰も
大樹の 光と 融け合う
その 光が 紅羽さんを 包み 吸収されて行く
その 光が 消える頃
大樹の 後ろの 海から 眩い光と 共に 日の出を 迎えた
大樹の前には
雪さんが 鎮座していた
お香を 焚いて 捻術を 唱える
唱え 終ると 男性達の 演奏が 始まる
厳かに
その 演奏に 併せ 紅羽さんが 舞う
それに 併せ 雪さんが 捻術を 唱える
なんとも 言い難い 厳粛且つ 幻想的な 空間
しばらくすると 大樹から 燭が 漏れ出す
それに伴い 雪さんの 躰が 紅く 輝き出す
共鳴する様に 優羽の躰も
大樹の 光と 融け合う
その 光が 紅羽さんを 包み 吸収されて行く
その 光が 消える頃
大樹の 後ろの 海から 眩い光と 共に 日の出を 迎えた