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い.ん.り.ょ.く.
第10章 10羽
キャッ
と 小さく悲鳴を上げ
俺の 胸に倒れ込む
『ちょ。っと
何? 添い寝?』
「亜羽不足」
『雪さん 颯斗さん まだ 居間に いるよ(焦)』
「いいじゃん 聞かせてやれば」
亜羽の 唇を 奪い
濃厚な 口付けを交わす
時間を 掛け 亜羽の 口内を 堪能する
息継ぎを する度に 熱くなる吐息
段々と 亜羽の 瞳が 熱を持ち 潤んで来る
チュッ
リップ音を立て 唇を離す
熱に 潤んだ瞳
スイッチが 入った
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