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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第1章 出会いは悪夢の中で


「うう~うう……」



過去の夢にうなされていた僕だが……



――ぬらぬらぬらぬら……


何か不気味な声が聴こえる。


――ぬらぬらぬらぬら……


それに体が重い……
誰かが乗ってるみたいな――






ドスン!!



「ぐええっ」



鳩尾に何か衝撃が加わった。


瞼を開くと、目の前に知らない女の顔がドアップであった。



「ひいいいい」


悲鳴を上げて布団を頭まで被るが、ひとりでに布団はつつ、つつ、と剥がされて僕の身体はフワリと宙に浮く。


黒い尖った帽子を被り、腰まである長い髪をゆらさせた女王様メガネの女。
足元まで被さる黒い長いドレスを纏い、箒にまたがり僕をじっと見ている。


「お……お前誰だよ!」


「°▽°)°▽°)°▽°)
ぬらぬらぬらぬら……
わたくしは魔法使いぺコリーヌ」


夜の闇全部に響き渡りそうな不思議な声で女は言った。

僕は宙に浮きながらバタバタもがき喚いた。


「魔法使いって……なんだよ!怪しい占い師にしかお前見えないぞ!」



「……°▽°)おい。勇人。お前今
『魔法少女じゃなくて オバサンじゃん。きめえよ訳わかんねーよどっか行けよ』
とか思ったかい?」



「……そ、そこまで思ってない!!……て、何で僕の名前!?」



「 °▽°)°▽)……
わたくしは魔法使いぺコリーヌ。鬱屈した少年の心がわたくしを呼ぶ声が聞こえたのだよ……だからお前の所にやってきたのだ」



「呼んでねえよ!……うぎゃああ」


ぺコリーヌが星のスティッキを振ると、僕の身体が逆さまになる。



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