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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第5章 意味不明なミッション
――もう勘弁してくれ!
という言葉が喉から出かかった時、箒は急降下して全身がゾワリと総毛立った。


ペコリーヌの長い黒髪が首に巻き付き締め上げられる。


「ぐうううっ」


フワリと地面に着地したが、平衡感覚が0近くまで低下した僕はグラリと頭から倒れかかる。


「゜▽゜)勇人。顔から落ちるぞ」


ペコリーヌは平然と言った。


「言うだけかよお前――!」


ああ、これで今日は確実に鼻血デーだ、と確信したその時、爽やかなシャボンの薫りが鼻腔にはじけた。


僕の身体を柔らかい何かが受け止めている。

鼻先に真っ直ぐなサラサラした黒髪が風になびいている。


「……セーフ!
良かった~!大怪我する所だったよ?」


♪ちゃんちゃららんら
ちゃんちゃらちゃららら


例のエレクトリカルパレードがフルオーケストラで脳内で鳴り始めた。





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