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繋がれた鎖
第11章 外出
こんなの着けて恥ずかしい

私をどうしたいの?


車から降りるのに、運転手の野口さんが手を差し出してくれたけど

ズルズルズル…

(な、なに?立てない…それに息が…。
この感覚…前にも…
やっぱり何か飲まされたんだ)

悔しくて、nightに目をむけた

nightの口許が緩んでニヤニヤしていた
「今日はちょっと強めの媚薬だよ(笑)
いつも以上の快感が得られるよ」


運転手の野口が咲を抱き抱え用意してあった車椅子に座らせた

執事が車椅子を押すとnightが横についてビルの中に入っていった

ここはいったいどこ?

なんでこんなとこに!?
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