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王子の甘い罠
第2章 子
「さぁ。始めようか」
ガラリと変わった雰囲気に息をのむ。
なに・・・
今まではエセとはいえ、王子の雰囲気だったのに。
自分の部屋に入った途端に
その仮面をかなぐり捨てた。
スーツの上着を椅子の背もたれにほおり投げ
私の目を見ながらネクタイを緩めた。
外したネクタイをスーツの上着の上に投げ
ゆっくりと私に近づきながらYシャツのボタンを外す。
「ちょ・・・と」
私はその色気に怖くなってゆっくりと後ろに下がった。
「晃」
「えっ・・・?」
「セーフ・ワード」
「セーフ・ワード?」
「俺の名前です。すみれさんがこの言葉を言ったら
俺の全ての行為をストップさせます」
「・・・・」
王子がゆっくりと私に追いつく。
首をなで、首筋にキスをする。
「これを言わない限り、いやと言ってもやめません」
「・・・・」
「好きなだけ、いやだと言ってください」
その言葉にゾクっとした。
「泣きながら抵抗しても?」
王子の目を見てそう聞くと
王子は目を細めて
「名前を呼ばれるまではやめません。
さぁ、今からスタートです」
と、いきなりキスをして舌を入れてきた。
ガラリと変わった雰囲気に息をのむ。
なに・・・
今まではエセとはいえ、王子の雰囲気だったのに。
自分の部屋に入った途端に
その仮面をかなぐり捨てた。
スーツの上着を椅子の背もたれにほおり投げ
私の目を見ながらネクタイを緩めた。
外したネクタイをスーツの上着の上に投げ
ゆっくりと私に近づきながらYシャツのボタンを外す。
「ちょ・・・と」
私はその色気に怖くなってゆっくりと後ろに下がった。
「晃」
「えっ・・・?」
「セーフ・ワード」
「セーフ・ワード?」
「俺の名前です。すみれさんがこの言葉を言ったら
俺の全ての行為をストップさせます」
「・・・・」
王子がゆっくりと私に追いつく。
首をなで、首筋にキスをする。
「これを言わない限り、いやと言ってもやめません」
「・・・・」
「好きなだけ、いやだと言ってください」
その言葉にゾクっとした。
「泣きながら抵抗しても?」
王子の目を見てそう聞くと
王子は目を細めて
「名前を呼ばれるまではやめません。
さぁ、今からスタートです」
と、いきなりキスをして舌を入れてきた。