この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
王子の甘い罠
第1章 王
え~帰るとき?めんどくさいな。
明日でもいいのに。
と思って、思い直した。

今日は久しぶりに早く帰れそう。
家に帰って、お気に入りの着古したパジャマに着替えて。
だらりとした格好でお気に入りの官能小説を読みたい!

=承知しました。
海外 長谷川=

=では18時に。
広報 宮本=

お気に入りの本が見つかって
ほっとしたのと同時にウキウキしていた。

だって、あんなに私のツボな官能小説はめったにない。

私の好きな程度に過激なの。
ああ、官能小説って最高♪

仕事を切り上げ17時45分にはエントランスで
宮本君を待っていた。
5分でも早く、あの本を持って家に帰りたい。

そんなことを思っていたら
さわやかな笑顔の、まさに「プリンス」の宮本君が
私の前に現れた。

「良かった。数日前にこの本を拾ったんですが忘れていて。
今日社内掲示板をたまたま見て思い出したんです」

まったく・・・・
拾ったものはさっさと総務に届けなさいよ。
のんびり王子ね!

「いえいえ。ありがとうございます」

そう言って本を受け取るために手を差し出したら
宮本君はあろうことか、その手を握りしめた。

はぁぁ?
/41ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ