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お気に召されたので。
第4章 百済の主

「嫌でござる!」

大きな声を上げた

『…え?』

「っ某は…天音殿と一緒にいたいでござるっ…!初めて誰かに好きになって貰って…あんな事を…」

『日向は』

百済の腕が緩まったからそのまま振り払う
 
「!」

『日向がいるじゃん?そいつの所に帰れば』

僕は冷めた眼差しで見つめる。

「っ戻れないでござる…」

百済は涙を流した

どういう事なの?
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